







この秋、アール・エフ・ワンからおすすめするのは、かぼちゃのサラダ&舞茸のフライ。
いずれも家庭の食卓でなじみ深い素材ですが、それぞれ“ロロンかぼちゃ”“黒舞茸”という品種を選択。SOZAI(そざい)の強みに、あの手この手を加えてSOZAI(そうざい)にしました。
いずれのメニューも品種を特定した素材が主役のため、素材の生育状況等により販売期間が変更される場合があります。
「商品詳細」ページにて、ご確認ください。
この秋のNEWサラダのひとつ、「ロロンかぼちゃ」堪能サラダ。
なぜこの品種を選び、どのような創意工夫を凝らしたか、おいしさの裏側を紹介します。
「ロロンかぼちゃ」は、当社より生産者に依頼して栽培いただいておりますが、
先般の台風10号の影響で、残念ながら予定数量の調達が困難になりました。
無事に確保できた「ロロンかぼちゃ」を使用し、限定数量にて販売しておりましたが、
確保量の消化に伴い、こちらの商品の販売は終了いたしました。
今までも、アール・エフ・ワンではかぼちゃのサラダを多数提案してきました。素材の甘さを生かした、デザート系のサラダに仕立てることが多かったのですが、今回はおかずとして活躍するサラダを目指しました。
様々なかぼちゃの中でもラグビーボール型が珍しい「ロロンかぼちゃ」を選んだのは、控えめな甘さだから。その上品な甘さが“食卓で使いやすいサラダ”にぴったりです。
品種が決まったら、おいしく食べられる調理法を研究。
焼き&揚げ、ふたつの方法で調理して仕立てたのが、「ロロンかぼちゃ」堪能サラダです。
焼き芋のように皮ごと焼いています。そうすることで中がしっとり。皮とのコントラストも◎。
皮ごとカットした彩りもポイントです。
薄切りのチップス状に揚げて、トッピングに使用します。
香ばしいアクセントになるほか、見た目のメリハリにも。
ホックリ食べ応えのあるかぼちゃに合わせたのは、お客様からも人気のホワイトアスパラガス。みずみずしいアスパラを噛んだ瞬間のじゅわっと感と相まって、飽きずにお召し上がりいただけます。
そこに、見た目も華やかなオークレタスや、香りのよいルッコラを合わせてバランスを取りました。
焼いた「ロロンかぼちゃ」は、お店でイタリアンソースと和えてから盛りつけます。ソースには、ブラックオリーブやアンチョビを使用。旨み・塩味が、かぼちゃの上品な甘さを引き立てるとともに、サラダらしい洋のエッセンスに。
召し上がる直前に掛けるのは「柑橘香るマヨソース」。かぼちゃのホクホク感にクリーミーさが加わり、ぐっと食べやすく。すだちの香りで、後口はすっきりです。
この秋のNEWフライメニューのひとつ、黒舞茸と長芋のフリット。
アール・エフ・ワンに初登場する「黒舞茸」が主役です。シンプルなのに奥深い、おいしさの秘密は?
素材を探す中で見つけた、「黒舞茸」。その名のとおりカサが黒く、締まった身が特徴で、油との相性も抜群です。
試作してみたら、コリコリとした食感、噛めば噛むほど感じる旨みにびっくり。ぜひお客様に提案したい!という商品企画・開発担当者の熱意をもとに、商品化することに。10月には、「黒舞茸」を使用したサラダも登場予定です。
フリットにする際、衣はあえて薄付きにして、「黒舞茸」そのもののおいしさをシンプルに味わえるようにします。
素材の存在感が引き立つ素揚げのような箇所と、衣の箇所が混ざり合い食感も楽しい一品に。
「黒舞茸」の相棒に選んだのは、長芋です。
「黒舞茸」の色、旨みを引き立てるために、色も味も淡白な素材をチョイス。長芋のホクホクとした食感が、「黒舞茸」の特徴的な食感を引き立てます。
ほかのフライメニューは、天だしや藻塩などの調味料を別添えすることが多いですが、このメニューにはあえて調味料を付けていません。それは、旨み・香りの強い「黒舞茸」の味をじっくりと感じていただきたいから。
素材の持ち味を邪魔しない程度の味付けを、衣の中に施しています。