RF1 SOZAI

SOZAIにまつわる、
おいしいお話

月刊 野菜、“才” 発見。7月号

夏の太陽が育むSOZAI(そざい)に趣向をこらした、SOZAI(そうざい)たち。

なすやオクラなど身近な野菜に、調理方法や素材の組み合わせなど、おいしい驚きを添えて、皆さまへ提案いたします。 今月は、商品の魅力とともに、使った素材の見た目からは分からない、おいしいお話を紹介します。

[おしらせ]

いずれのメニューも特定した素材が主役のため、
素材の生育状況により販売期間が変更される場合があります。
「商品詳細」ページにて、ご確認ください。

ふわっと果肉が
ほんのり甘い
「赤なす」

  • 今回登場するSOZAIは

    熊本県産「赤なす」

夏のアール・エフ・ワンでご支持いただいているサラダのひとつが、熊本県産の「赤なす」を味わうサラダ。4年目の今年は、熊本県産「赤なす」堪能サラダが登場します。
主役の「赤なす」は、口に残らないほど薄い皮、ふわっと柔らかい果肉なので、加熱せずに食べてもおいしい素材です。また、おおよそ30cmにもなる、ダイナミックな見た目と艶やかで美しい皮も特徴です。

「赤なす」にまつわる、
おいしいお話。

「赤なす」は、九州の伝統野菜を改良して生まれた「ヒゴムラサキ」という品種。産地のひとつ、熊本県高森町の生産者さんが「食べた時に口の中に皮が残らない」と話すほど、繊細でやさしい食感です。皮ごと食べやすく、ほんのりとした甘みは、料理にはもちろん、地元ではジャムの材料にすることもあるそう。
艶やかで美しい紫色の皮も印象的なのですが、「阿蘇の高い標高で育てると、色が濃く出ますよ。同じ品種・育て方でも、うちより標高の低い畑だと色が浅くなるなど、出来が違います」と、生産者さんが教えてくれました。

楽しめる、SOZAI。

  • 熊本県産「赤なす」堪能サラダ

    熊本県産「赤なす」堪能サラダ

    「赤なす」の優しい甘みと風味をいかして、塩やレモンでシンプルに仕上げました。

夏もすくすく。
アスパラガス
「さぬきのめざめ」

  • 今回登場するSOZAIは

    香川県産アスパラガス
    「さぬきのめざめ」

香川県オリジナル品種の「さぬきのめざめ」は、瀬戸内の温暖な気候と栄養豊富な土壌が育むアスパラガス。一般的な品種に比べ、キュッと締まった穂先が美しく、芽吹きの早さとやわらかさが特徴です。春先にアール・エフ・ワンでSOZAIとして提案した際も、たくさんのお客様にご支持いただきました。

「さぬきのめざめ」に
まつわる、
おいしいお話。

大きな地下茎で育つアスパラガスを、「盛り土をして作った“土のベッド”に株を定植したら、20~30年大切に使っている」と話すのは、産地のひとつ、香川県丸亀市の生産者さん。アスパラガスは春のイメージが強いですが、「さぬきのめざめ」には、“春芽”と“夏芽”が存在。
春は土の養分をじっくり吸い上げながら1日に1~2cm伸びるのに対し、夏は光合成で養分をとりながら7~8cmも伸びるそう。「夏芽は、すっきりとした甘さになりますよ」

楽しめる、SOZAI。

  • 香川県産アスパラガス「さぬきのめざめ」の豚巻きフライ

    香川県産アスパラガス
    「さぬきのめざめ」の豚巻きフライ

    豚肉の旨みと香ばしいフライ衣で、素材のおいしさをぎゅっ。
  • 香川県産アスパラ「さぬきのめざめ」堪能サラダ

    香川県産アスパラ
    「さぬきのめざめ」堪能サラダ

    みずみずしい「さぬきのめざめ」の夏芽を爽やかに味わう一品。
    ドレッシングやトッピングに用いた、甘酸っぱいアプリコットにも注目を。

「オクラ」と「もずく」の
名コンビ。

  • 今回登場するSOZAIは

    「オクラ」

ねばねば・ぬるぬるな食材どうしを掛け合わせた、まるごとオクラともずくのねばっとかき揚げは、野菜を主役にしつつもおかずとしての食べ応えを追求した、新メニューです。
香ばしく揚げ物にすることで、家庭でもなじみ深いおひたしや酢の物とはまた違った食感をお楽しみいただけます。

「オクラ」&「もずく」に
まつわる、
おいしいお話。

「オクラ」のねばねばの正体は、水溶性食物繊維のペクチン。また「もずく」のぬるぬるは、水溶性食物繊維のフコイダンです。口当たりのよい特徴的な食感は、からだにもうれしい成分でした。

楽しめる、SOZAI。

  • まるごとオクラともずくのねばっとかき揚げ

    まるごとオクラともずくの
    ねばっとかき揚げ

    生姜や昆布だしを合わせて、この時季にも食べやすく仕立てました。ちりめん&ごまの香ばしさもポイント。

肉厚ジューシーな
甘味種
「万願寺とうがらし」

  • 今回登場するSOZAIは

    「万願寺とうがらし」

京都産万願寺とうがらしの豚巻きフライは、旬の「万願寺とうがらし」のおいしさを豚肉で包み込み、香ばしく仕上げたひと品。甘辛ソースやちりめん山椒で、ご飯のすすむ味わいに仕上げました。
肉厚な果肉がジューシーな「万願寺とうがらし」は、甘みの中にほんのりとした苦みも感じる素材。種も少なく、丸ごと調理してもおいしいのが魅力です。

「万願寺とうがらし」に
まつわる、
おいしいお話。

名前についた「万願寺」は、京都府舞鶴市に実在する地名です。その地の農家さんが栽培したのがはじまりと言われています。
ちなみに「伏見とうがらし」の系統品種とほかの品種が交雑して生まれた「万願寺とうがらし」は、辛みの強い赤とうがらしと違って、野菜として育てられています。

楽しめる、SOZAI。

  • 京都産万願寺とうがらしの豚巻きフライ

    京都産万願寺とうがらしの豚巻きフライ

    旬の「万願寺とうがらし」を味わうフライ。 甘辛ソースやちりめん山椒で、ご飯のすすむ味わいに。
※写真はイメージです。
※2024年7月現在の情報です。
※取り扱い商品は、店舗によって異なります。

月刊 野菜、“才”発見。
シリーズ